架空空間に引きずり込むブログ

ただ一人の大切な友のために書くブログです。離れていてもソウルは一つ!

トリガー19話「救世主の資格」に一言。

このブログの読者のために、リアルタイムでは書かなかった(読者の住んでいる地域と全国放送にはウルトラマントリガーの放送時期にズレがありました)、ウルトラマントリガーエピソード19について物申したいと思います。

 いきなりネタバレしますが、この回はラストにウルトラマンティガが出て来て、トリガーと奇跡の共演を果たす回です。敵としてゲストにキリエロイドを招いていることからも、この回に賭けるスタッフの意気込みが伝わって来ます。救世主の資格の有無を独善的に問い掛けるキリエル人、それに追い詰められて行くユナとケンゴ(トリガー)。絶体絶命のピンチに、ついにティガが降臨する訳ですが…。

 勿論、私も分別のある大人のウルトラファンですから(ウルトラ検定一級)、そもそもがティガの世界とは異なる世界であるトリガーの世界で、色々無茶をせよとは言いません。唯一、その2つの世界の接点であるTPUの創設者にしてユナの父、シズマミツクニの中にもかつて見たティガの光が宿っていて、それが預言者ユザレの力によって引き出され、その光がティガに…という流れは十分にエモーショナルだったとは言えるでしょう。正直、マドカ=ダイゴ隊員、つまり長野博(元V6)が出てたら、それはそれで盛り上がったのでしょうけれど、そりゃ、色々あるでしょうから、そこは許しましょう。しかし、しかしであります!

 シズマミツクニの胸から、かつて見た光が引き出された際、もしも、「TAKE ME HIGHER」のイントロのエレキギターが響いたら、どうだったでしょうか。あの長いイントロの曲調に合わせるように、暗闇にティガが実体化。ピンチのトリガーにエネルギーを分け与え、二人でキリエロイドに向き直り、『ヘァッ!』というタイミングで『静かに 朝焼けが~♪』とテーマソングが響いたら、感動は数倍になったのではないでしょうか?これだったら、みんな、泣きませんでしたか?確かに、放送の方ではティガのBGMは流れて、それなりのエモーショナルな気持ちにはなりましたが、もしも、これが『TAKE ME HIGHER』だったら、と思うと複雑な想いになりましたね…。ええ、解ってます。複雑な権利関係があるのは。それでも、ティガのODYSSEYであるこの作品ならば、そこを何とかしなければならなかったのではないか。長野博は駄目でも、V6の楽曲だけは提供を実現させねばならなかったのではないでしょうか。

 私が19話を見て、抱いた感想というのが上記の通りです。感動半減、という気がしてなりませんでした。

 

<ドンブラザーズ余談>

 前回の記事で、ソノイの初登場シーン(バイクで颯爽とカッ跳んで来る)が、グランセイザーを思い出しちゃったみたいなことを書きました。言う迄もないかと思ってスッ飛ばしましたが、勿論、全体としてはジェットマンの第1話オマージュであることは疑いようも無い事実ですので、そこんトコ、よろしこ!井上敏樹だしね(いつものことですが敬称略)。

 それと、前回触れませんでしたが、どうやら敵が歴代戦隊モチーフだそうですね。第1話がリュウソウジャーで、第2話がトッキュウジャーだとか。何せ45作品もあるので、順番にやって行っても数は十分だし、安心ですね。そう考えると、ゼンカイジャーやゴーカイジャーとは違った形での総決算が出来そうですね。

 まぁしかし、全力全開でムチャクチャやってたゼンカイジャーの後番組で、一転して真面目な戦隊に戻るのかと思いきや、もっとムチャクチャやるとは、やはり凄いな井上敏樹。どちらかと言えば人にも敵にも優しかったゼンカイジャーに対し、ズバリ、人にも敵にも視聴者にも優しくない、大暴れのドンブラザーズってことで確定なんでしょうね。今後の大混乱に乾杯!(完敗?)

 

・・・ところで、まさかとは思いますが、ゴーバスターズって、お蔵入りですか?長官のスキャンダルでシャットダウン、完了?