架空空間に引きずり込むブログ

ただ一人の大切な友のために書くブログです。離れていてもソウルは一つ!

ついにブンブンジャーに言及します。

 うーん、何を言おうか考えていましたが、第1話から度肝を抜かれたというか、逆にあまりの度肝を抜かれなさにビビったというか、要するに爆上げでしたね。ここ数年、一体俺達は何を見せられているんだ、と思うことが多かった訳ですが、ブンブンジャーは「今、俺達はスーパー戦隊を見ている!」という確かな思いが胸に去来しましたね。いや、確かに王道中の王道ですよ。もう何十年もやってんじゃないかという凄い安定感ですよ。敵も味方も。バンクシーンもガンガン出て来るんですが、そこがイイ!と感じてしまいます。

 で、私がこの程度の感想を書くのに何故3週間もかかったのかと言うと、ガッチャードに対して私は「どこかで見たような」などと批判的な感想を抱いていたのですが、それと何が違うのだろう、と思ったからです。王道というのは、間違いなく過去の踏襲という側面があるのですが(それだけではダメなのは間違いないですけど)、それを「どこかで見たような」と思わせるか、「今、ここで俺が見ている!」と思わせるかが大きな違いなんでしょうね。両者の違いは揺るぎない自信の有無じゃないですか。頑張って新しく見せようとするのと、古さを隠さない力加減が振り切っているのとの違いですかね。ブンブン振り切ってますよ。敵も味方も等身大も巨大も、確実にスーパー戦隊です。爆上げですね。

 ところで、ガッチャードは・・・いやぁ、ミナト先生、令和の仮面ライダー史上、稀に見る煮え切らない男ですね。あの仮面ライダーゲイツを超えられるかと思いましたが、残念ながら少し今週でトーンダウンの予感。今後に期待かな。