架空空間に引きずり込むブログ

ただ一人の大切な友のために書くブログです。離れていてもソウルは一つ!

来たよ来たよ!令和ライダーっぽくないとセイバーを語る奴!

いやー、待ってましたよ私は。仮面ライダーをゼロワンあたりから見始めて、ちょっと令和な新時代の仮面ライダー(これは敢えて解りやすさ重視で使っている言葉です。栄光の仮面ライダーだなどと使う言葉とは別の一般名称です)にかぶれて、セイバーをディスる奴!

 以前、こんなの平成ライダーじゃない!なんていう輩が出るぞというネタを書きましたけど、ついに来ましたね。何だかフワフワしてて、自覚が足りない主役に、現実感の無いストーリー。CG使いまくりで、絵作りに工夫が見えない。主題歌がカッコ良くない。未来感が無い・・・等々。そんな批判が散見される時代になりました。そんな奴らに声を大にして言いたい!

 ゼロワンから見て次回作なんだぜ!ガラッと変えて当たり前だろ!ファンタジーなんだよ!現実感があってどーすんの!CG使いまくりって、金は掛かるけど、コロナ対策でロケがやりにくいから仕方ねーんだよ!主題歌がカッコ良くない?東京スカパラダイスオーケストラに頼んだ時点で覚悟しとけよそんなの!デザインと世界観相応の主題歌だと思うよ褒め言葉かどうかは別にしてな。未来感が無いのはそういう設定だよ!長年戦って来たらしいんだよ悪っぽい奴らと!それと、主人公がフワフワしているのは、記憶喪失だからだよ!自覚が無いという印象が無いのは、文春砲を浴びたからだよ!本当ならこういう撮影は撮影場所の近くに宿舎借りて、主要キャストを缶詰めにして撮りまくるんだけど、コロナで出来ないんで、キャストがそれぞれ別々の場所に帰るからあんなことになるんだよ!惜しむらくは、記者に直撃された時に、セイバーが素っ頓狂な声で「誰!?」って決めて、色々と言われた後、一切オロオロせずにスマートフォンを取り出し「スキャンダルの結末は、事務所が決める!」と決メてからマネージャーに電話すれば良かったのにねぇ。そう言えばシシレッドとカメレオングリーンの時も、記者の直撃に「ヨォッシャ、ラッキー!」「キタコレ!」とかやれば良かったのに。

 ・・・で、結局お前は何が言いたいのか、と言われると「まだ令和ライダーを語るには時期尚早だよ」と答えざるを得ない。剰え、こんなの仮面ライダーじゃないと言ってる人へは「今頃気づいたかタワケめ」と言いたい。大体、仮面ライダーという単語は平成以降、東映が作るスーパー戦隊ではないヒーローの総称で、毎年定義し直されるもの、という意味なので、前年度と全然違うのは仕方が無いんですよね。もう統計学の世界だと思うんですよ。この○○ライダーって括(くく)りは。多少のバラつきがあっても、トータルで見た時に何らかの傾向が見えて来て、試行回数が増えるとある程度収束する、それが例えば平成ライダーとか、平成ライダー2期シリーズとか、そういう括りになるんじゃないですかね。だから、令和ライダーを語るにはまだ早いと思うんですよね。まだ年数を重ねて、試行回数=作品数を増やして、全体としてこういう傾向が出て来て、こういうことに収束した、そういう統計学的な分析で令和ライダーって決まって来る、そういう流れを待ちましょうよ。だから、セイバーをゼロワンと違い過ぎると批判するのは褒め言葉でこそあれ、あまり有意義なものではないと思うんですよ。

 でも、統計論である以上は棄却されるべき「外れ値」というのも出て来るかも知れない。仮面ライダーセイバーがその外れ値でないことを心から祈っております。今、棄却検定の基準に近づいている様な気がしているのは事実ですが、是非頑張って欲しい。僕の本音としては、もうここまで来たら仮面ライダーという言葉の行く末を見てみたい。

 あなたは知っていますか。時代の流れの中で言葉の意味は変わって行くものです。「気の置けない人」「犬も歩けば棒に当たる」など、意味が昔と今で反対になってしまった言葉もありますよ。「仮面ライダー」はどうなんでしょうね。少なくとも正義の味方という定義の一部は雲散霧消していますからね。昔はショッカーライダーの事は仮面ライダーって言わなかったですから。