架空空間に引きずり込むブログ

ただ一人の大切な友のために書くブログです。離れていてもソウルは一つ!

仮面ライダー01最終回へ向けて

或人と滅が戦いの中でお互いを認め合い、ガッチリと握手して、昭和の不良番長同士の戦いの後みたいにアツい絆で結ばれて、人類とヒユーマギアが共に笑って大団円、なんてラストだったら三流脚本だよなぁ…と心配している管理人です。

 今の今までヒユーマギアのために戦い続けた社長の最後の大きな『ブレ』に皆が戸惑いを隠せませんね。ジオウのゲイツだったらいつものことなので、周囲の誰も気にしないところですけど、或人じゃね。天津垓の大ブレも酷いものでしたが…そう言えば刃も一度ブレましたよね。ブレてないのは不破さんだけ?今週の不破さんもカッコ良かったけど、オルトロスバルカン、もう少しでいいので一矢報いられると良かったけどなー。結構いい感じのデザインだったんだけどなー。

 それにしてもですが、結局ゼロワンは、石ノ森章太郎先生の残した『ピノキオは人間になって幸せだったのでしょうか』というキカイダーの課題に果敢に挑み、令和一発目のライダーとして散った、ということで良いのでしょう。あ、これはディスってるのではなく、認めている発言です。結局、平成ライダーも、そのアイデンティティを確立するために10年掛かっています。所謂真の『仮面ライダー』と呼ばれる石ノ森ライダー(この呼び方は本当は矛盾しているのですが敢えて分かりやすくこう書きます)を脱却するのに(脱却して良いのかどうかは別にして)10年掛かった訳です。ならば、平成ライダーを脱却するのに10年掛かってもやむ無し、寧ろ暫くは平成ライダーのカウンターでも構わないのでは…と思ってた矢先に前述の壮大な課題に取り組んだゼロワンには拍手を贈ってた訳ですよ私は。だから、その挑戦が不発に終わっても、僕は悪いとは思いません。ゼロワンは夢に向かって飛んだんです。そこにアイデンティティがあると信じたい。或人新時代…あ、思い付きです。なんでもありません(笑)。

 なーんてことを考えていたらセイバーが、ビックリするほど平成ライダーのカウンターっぽくて…そうじゃないことに期待したいですね。