ようやくシン・ウルトラマンの上映時期が決まりましたね。何だかんだ、現代に偉大な作品を蘇らせるという点に於いて、凄く意味のあることだと思います。シン・仮面ライダーもね。
しかし、両者ともに、シン・ゴジラの時と違って、どちらかと言えば疑問を感じる人が多くなるんじゃないかなぁと感じています。ゴジラはあくまでも、災害みたいなものであり、人類に何かを自発的に気付かせてくれる存在だと思うのですが、ウルトラマンは神であり宇宙人であり、未来はあっちだと指し照らす光です。その必殺技が光線であるのは偶然ではないでしょう。それに対し、仮面ライダーは（これは石ノ森ライダーという意味です）、僕達と共に悩みながら導いてくれる、ヒーローではありますが、基本は人です。人間です。僕らはその背中を見て、その背中を追う。そして、僕らは明日への一歩を踏み出せる、そういう存在です。その跳躍（ライダージャンプ）が、明日への飛躍を、そのキックは僕らと共に踏み出す明日への第一歩に他なりません。
果たして、今回のシン・２作品は、この世相の未来を見せてくれるでしょうか。明日を共に歩んでくれるでしょうか。ゴジラの時と違い、我々にそこを見せられるか、これが評価の分かれ目となるでしょう。何様のつもりだ、的な私の意見への批判は甘んじて受けましょう。しかし、それを見守るのが、真のマニアというもの。シンのファンとは違うところです。
時に、最新のリバイス・・・アギレラ様のツンデレ（ツン＝今まで一度もフリオを気遣った姿勢を見せなかった：デレ＝もう悪魔契約を解除になったフリオを『私を一人にしないで』と救う）にクラクラしてしまいます。良かったねフリオ。もう死んでも良いね？ところで、来週、またヒロミっちの死ぬ死ぬ詐欺回ですか？
