架空空間に引きずり込むブログ

ただ一人の大切な友のために書くブログです。離れていてもソウルは一つ!

バンダイに一言申し上げたい!

マニア御用達のイベント、【TAMASHII NATION】の「超合金魂」展示コーナーにて「宇宙刑事ギャバン」の「電子星獣ドルwith超次元高速機ギラン」、そして「巨獣特捜ジャスピオン」の「超惑星戦斗母艦ダイレオン」が企画進行中との報を受けた。興味のある方はネットニュースで写真も掲載されているので、ご確認いただきたい。

 超合金魂シリーズと言えば、現代の技術で過去のアニメや特撮作品のキャラやメカを商品化、正直、大きくなったお友達向けのチビッ子そっちのけマニアックプロダクツというヤツです。先日もスパイダーマンレオパルドンが発売され(過去にも発売されていましたが軽微なリニューアル実施とスパイダーブレスレットが付いたので買わざるを得なかった)、話題になりましたが、そーですかー。今度はドルギランとダイレオンですか。

 ドルギランは、まぁ、待望っちゃ待望で、そりゃあギャバン人気を考えれば、出ていなかったのが不思議なくらいですわな。ギャビオンとスクーパーはまだかな、くらいの勢いですよね。勿論完全変形で、ひょっとしてドルレーザーやドルファイヤーエフェクトもあるかもですよね。

 でも、何と言ってもサプライズはダイレオン!宇宙刑事シリーズ三部作が美しく完結した後を受けて制作された、メタルヒーローの転換点、巨獣特捜ジャスピオンの主役機です。宇宙刑事シリーズの巨大メカがあくまでも『刑事の装備品』のような位置付け(地球の一般的な刑事さんでいうところの拳銃みたいな)であり、主役はあくまでも宇宙刑事であったのに対し、ジャスピオンとダイレオンの関係性は、スパイダーマンレオパルドンの関係性に近く、いわばダブル主役の様な描かれ方をしていたという事実があります。怪獣、という言葉を敢えて使わず『巨獣』と称した巨大な敵と、派手にアクションを繰り広げるダイレオンこそ巨獣特捜のアイデンティティ。この、宇宙刑事シリーズから離れるという、チャレンジングな試みは…正直、成功したとは言い難い。しかし、だからこそ真のファンは少ないながらも根強く存在し、おそらくは超合金魂やスーパーミニプラシリーズで名だたる人気のロボが商品化されていくのを、歯噛みして見ていた人たちが居るのだ。『いつかは、ダイレオン』と夢見た人達が。その夢が、今、目の前に。須く見よ!泣け!叫べ!Come on boy!全国数百人の銀河の狼よ!バンダイにひれ伏せ!!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とでも、私が言うと思ったか!たわけェッ!

 

違うだろ!!!バンダイ!そうじゃないだろ!超合金魂ブランドに、本当に『魂』がこもっているのなら、電子星獣の横に鎮座するのは、超惑星戦斗母艦ではなく、超次元戦闘母艦だろ!そう、そこにすっくと立っているべきは、宇宙刑事シャリバンが立つ勇者の砦、グランドバース(バトルバースフォーメーション)に決まってるだろ!完全変形、全身フル稼動、ポピニカ魂モトシャリアンと、なりきり玩具クライムバスターを同梱しろとまでは言わない。ただただ、全国に数十人は居るであろうグランドバースファンのために、シャリバンクラッシュもかくやというぐらいの大英断をバンダイにはキメて欲しかった。確かにダイレオンは『攻めた』、魂アイテムだというのは間違いない。ただ、ただ一つだけ、致命的なミスが…。何故、何故にドルの横に置いてしまったのか。単発でポン!とダイレオンだけ置いてあったのなら、どれだけ称賛されたであろうか。なのに、これでは台無しである。マニアックに攻めたつもりが、ミイラ取りがミイラに、策士策に溺れるとはこのことである。是非バンダイにはスーパーミニプラでも構わないので、大至急グランドバースの商品化を考えて欲しい。何ならパーフェクトグレードでも構わないぞ!俺は待ってるぜ