いやぁ、年内の放送休止前に凄い展開でしたね。ネットの有象無象は「先週まであんなに絆、絆と言っていたのに」とか「世界を救うために、信じて全てを託した仲間をあんなにあっさり切り捨てられる？」とか何とか言っていますが、全部的外れな意見だと思います。
だってですよ、これまで色んなことがあって、息子まで助けられたりだとか、伝説の剣をアバロンに取りに行ったりだとかして深めあった剣士としての絆を、あんなサウザンベースの女の一言二言で雲散霧消させますか？そりゃ、昔の冨加宮さんだとか上條さんだとかの例はあるんでしょうけど、それを知っているのは尾上さんと大秦寺さんだけでしょう？他の奴らに逡巡がないはずはないですよ。組織が僕を育ててくれた、が口癖の倫太郎にしたって、倫太郎のキャラだからこそ悩む筈です。それが組織に生きる男の身の振り方だったとしても、「残念です」っていう言葉は普通無いです。本当なら「許してください」と断腸の思いでセイバーに斬りかかるくらいするのが普通ですよ。
もうお分かりですよね？そう。ノーザンベースの剣士たちの絆は揺るがない。玲花の陰謀も何のその、それを逆手に取り、唆されて計画通りに動いているフリをしているだけです！そんな讒言一発で仲違いなんて三文芝居を脚本家が書く訳ないですよ。その証拠に皆本気を出してなかったじゃないですか。倫太郎が大ライオン戦記を使いましたか？使わなかったでしょう？それにユーリにあっさり撃退された後に、尾上さんが「引くぞ」って、アレも普通無いでしょう。本気なら死ぬ気で聖剣を奪いに行くでしょ？自らが信じた正義のため、世のため人のため組織のためなんですから。
それに、ソフィアを人質に取られている？らしい訳ですから、なおのこと一旦は騙されたフリをする大作戦しかないですよ。早く色々と収束して、ファンタジック本屋かみやまの煤払いが皆でできると良いですね！
・・・・・なんて書くのかなぁセイバーファン。実験的企画は以上です。
